チュール素材で作るポンポン入りリボン

チュール素材で作るポンポン入りリボン

チュール素材を使って作る透け感のある、とってもかわいいポンポン入りリボンです。
リボンの中にポンポンなどの好きな素材を入れられます。

難易度(ふつう)
 (3)

チュール素材いろいろ♪

左の三枚はソフトチュールです。やわらかくてドットの入っているものなど、バリエーションがあります。
右の一枚はハードチュールで、結構ハリがあり、しっかりしています。
ソフトチュールは一般的に15デニールくらいのもの、ハードチュールは50デニールというのが多いようです。

材料&道具

【材料】
今回はソフトチュールを使って作ります。やわらかくてハリはありませんが、扱いやすいと思います。
・ ソフトチュール 16×16㎝くらい(15㎝の円形をとります)
・ お好きなサイズのポンポンボール 好きなだけ(笑)
・ あらかじめ結んでおいたゴム(長さ20㎝ぐらいのものをかた結びしています)
・ 仕上げに巻く用の細いリボン(今回は5㎜幅リボンを3㎝くらい)
【道具など】
・ 針と丈夫な糸
・ 接着剤 or グルーガン

作り方(1)

基本的な作り方はこちらのふんわりリボンのバレッタと同じなので、あわせて参考にしてください。
まず、はじめにチュールをこのように15㎝程度の円形に切り取ります。
円はだいたいで大丈夫なので、お皿とか家にあるもので適当な大きさのものを探してかたどってくださいね。
※チュールはたくさん穴があいていますので、しるし付けのときに下に新聞紙などひくと色移りなどなく安心です。

作り方(2)

針に糸を通し、”二本取り”にしたら、大きな玉結びを作ってください。小さいと糸が抜けてしまって縫えませんので。
(さらに縫い始めを少し返し縫いしてから縫い始めるといいです。)
円の端から5㎜程度のところを粗くなみ縫いしていきます。

作り方(3)

一周ぐるっと縫います。
わかりやすいように広げてありますが、実際にはもっと縫い縮まった状態で大丈夫です。

作り方(4)

少しずつ糸をひっぱっていき、ポンポンが入れられるくらい残しておきます。

作り方(5)

ポンポンを左右に分かれるように入れていきます。
だいたいの位置決めもここでやってくださいね。

作り方(6)

ポンポンを入れ終わったら、糸を最後まで絞ります。

作り方(7)

このまま玉どめしてもいいのですが、ゆるみやすいので、一度このように針でいったん通してから玉どめするとしっかりとまりますよ。
糸はまだ使いますので、切らずにそのままにしておいてください。

作り方(8)

あとは左右均等になるように少しずつリボンの形にしていきます。

作り方(9)

リボンの形が作れたら、付いている糸で中心部分を3回ぐらい巻きつけます。
そして、またさっきのようにどこか一箇所針を通してから、しっかりと玉どめします。(糸はつけたまま)

作り方(10)

今回はヘアゴムなのでここでそのままゴムをつけます。
リボンの裏側にこのようにゴムの結び目をあて、ついている糸でぐるぐると巻きつけます。

作り方(11)

こんな感じで結び目をはさむように巻きつけるとあとでズレにくいです。

作り方(12)

そして、また一箇所針を通してからしっかりと玉どめします。
中心部分にリボンを接着剤かグルーガンでつけます。

完成

完成です。
サイズ 約6.5㎝
縫ったところが中心に集まっている分、ゴムがついているところはわりとしっかりします。
ポンポン以外にもビーズなんかも入れられますが、ソフトチュールなのであまり重いものはダメだと思います。

補足(1)

上はハードチュールで作ったリボンです。重さのあるものはハードチュールなら大丈夫ですね。
質感はソフトチュールのほうがふわふわでかわいいです。

補足(2)

チュールを絞ってからリボンの形にするのが若干難しいかもしれません。
そのまま形づくってから糸で巻く方法をご紹介しましたが、このようについている糸で真ん中のところを何針か粗く縫っても同じように作れます。

補足(3)

粗く3針ぐらい縫いました。

補足(4)

あとはひっぱるだけでリボンの形になりますが、あとで手直しができないので、ポイントはちゃんと左右対称になるように真ん中を縫うことです。
どちらも一長一短ありますので、やりやすい方でやってください!

参考(1)

丸く縫う方法の他、通常の布リボンと同じやり方でも作れますよ。
作り方は『布で作る基本のリボン』と同じです。
この画像の大きさで横約9cm、縦約6cmぐらいです。チュール生地はだいたい20cm×10cmくらいでカットして、希望の大きさに縫い終わってから余分な部分をカットするといいです。
チュールやシフォン生地はどうしてもすべりやすいので、ミシンなどで縫うときにずれやすいです。縫い代は多少多めにとっておいたほうが縫いやすいですよ。
※縫うときのポイントですが、縫い糸がどうしても見えますので、透明糸(100均にも売ってます)をおすすめします。
縫い終わったら表に返して、返し口からポンポンやビーズなどお好きな素材を入れてください。

参考(2)

返し口を粗くまつり縫いで閉じ、いったん玉止めして、ついている糸でそのまま粗く3~4針程度なみ縫いします。
そのまま糸を引っ張れば、真ん中が絞れてリボンの形になります。

参考(3)

そして、2、3回糸でぐるぐる巻きます。
ヘアゴムにする時は、このまま続けてゴムをつけてしまうといいです。

参考(4)

左上はハードチュールで作ったリボンです。
右下はソフトチュールです。
このタイプはハードチュールのほうが縫いやすいし、仕上がりもしっかりします。
チュールのほか、シフォン生地などでつくっても同じように透けますので、かわいいですよ。