つぼみの巻きバラ

つぼみの巻きバラ

リボンをあらかじめ手縫いしておいてから作っていくつぼみの巻きバラです。

難易度(ややむずかしい)
 (4.5)

材料&道具

【材料】
・ 25mm幅のサテンリボン 約25cm
(サテンリボンが作りやすいです)
【道具】
・ 針と糸
・ はさみ
・ ライター

作り方(1)

サテンリボンは特にほつれやすいので、忘れずにリボンの端をライターであぶってほつれ止めをします。
左端のリボンを画像のように三角に折ります。

作り方(2)

折ったリボンに合わせて右のリボンを折り下げます。

作り方(3)

リボンがあわさった部分を針と糸で縫っていきます。
少し縫いづらいですが、下のリボンも一緒に縫ってしまわないように気をつけてください。

こんな感じで縫っていきます。

作り方(5)

同じように裏側もリボンを合わせて縫っていきます。
リボンは一切縫い縮めないので糸をひっぱりすぎないようにしてください。

作り方(6)

最後まで縫えました。
今回、25㎜幅リボンを25cm使っていますが、こんな感じで縫い目が4本つくれています。

作り方(7)

次に、左にある一番最初の縫い目をこのように向こう側に折りまげて、少し折り目をつけます。
少々わかりにくいですが、実際に手に持ちながらやると理解できると思います。

作り方(8)

また次の縫い目も折ります。(向こう側に倒すように折ります)

作り方(9)

全部折ると、こんな感じになるのですが、これだとイメージがつかみにくいので・・・
下の画像をご覧ください。
(この時点で、少し指で折り目をつけておくと後で巻く時にやりやすいです)

折ったまま少し広げてみると、こんな感じになっています。
巻いた時に、縫い目は全部下になり、リボンが重なり合っている内側のところが花びらになります。
これをただ単に巻いていけばいいだけなので、この形を理解しておけば、あとで巻くときに進めやすいと思います。

作り方(11)

先ほど、リボンに折り目はつけましたが、実際に巻くときにはほぼ直線の状態に戻っていると思いますので、そのままの状態にして、次の手順に進みます。
まず、左端のリボンを端からくるくると巻いていき、画像のように逆三角形のように巻いてください。
先(下になっている部分)のほうを多少しっかり巻けば、上は自然とこのような形になると思います。
一つ目の縫い目まで巻いたら、縫い目のところを先ほどのように向こう側に折ります。

作り方(12)

折るとこのような形になると思います。
折った状態のまま、次の縫い目あたりまで巻きます。

作り方(13)

次の縫い目の手前まで巻けました。
またリボンがまっすぐになってしまっていると思うので、縫い目のところで向こう側へ折ります。

作り方(14)

折るとまた同じようになりますので、この状態のまま中心のリボンに巻きつけます。

作り方(15)

上から見るとこのような状態になっています。
先がすぼまって、下が広がっているような感じです。

作り方(16)

次の縫い目のところも同じように向こう側へ折り下げてから、巻きつけます。
巻きつけるといっても、そのまま巻くだけで自然に薔薇の形になってきます。

作り方(17)

上から見るとこんな感じで巻いています。

作り方(18)

最後の縫い目のところも先ほどと同じように折りさげ、巻いていきます。

作り方(19)

このぐらいまで巻けたら、残りのリボンを上へ折り上げます。

作り方(20)

こんな感じに折り上げます。

作り方(21)

そして右側のリボンを半分に折るような感じで折り倒します。

作り方(22)

このような感じです。
最後のリボンの始末も重要なポイントなので丁寧にやってください。

作り方(23)

あとは余分なリボンをカットし、熱処理した後、針と糸でとめます。
一番外側のリボンを少し内側へ縫い縮めるようにすると、横から見てもきれいです。
同系色の糸を使えば縫い目もそれほど目立ちません。

完成

完成です。
サイズ 2.5cm
外側の花びら(リボンの重なり)が画像のように3つなっていればOKです。二つになってしまう場合は、最後のリボンの始末が違っていると思います。
リボンの長さを長くすればもっと大きなサイズも作れます。
サイズが大きくなっても一番外側の重なり部分は3つがきれいだと思います。
40㎜幅のリボンでも同様に作れますので、大きな巻きバラにしたい時は幅広のリボンでお試し下さい。
ニットや布でも作れますよ。一つだけでも充分に存在感のあるアクセサリーになります。