くるみボタンの作り方・2(打ち込むタイプ)

くるみボタンの作り方・2(打ち込むタイプ)

木づちで叩いて作るくるみボタンです。
少々加減が難しいのですが、うまくできると本格的なくるみボタンができます。
このタイプのくるみボタン、持っているけど説明書をなくしてしまった方、打ち具を検討中の方の参考になればと思いましたので、作り方を載せてみました。

難易度(ややむずかしい)
 (4)

材料&道具

【材料】
・生地(薄い生地なら2~3枚重ねて使います)
【道具】
・『ホームツツミボタン』のキット(金具はクロスシーです)
・ 付属の円形の型紙
・ はさみ

作り方(1)

型紙と同じサイズに布を切り取ります。
このタイプのくるみボタンは布が薄いとうまくできないので、今回は2枚重ねにして作ります。

作り方(2)

穴の開いた打ち具の上に円形の生地をおきます。

作り方(3)

きちんと真ん中になるように置きます。

作り方(4)

作り方(5)

打ち具の一つを使って、金具を中へ押し込んでいきます。

作り方(6)

こんな感じで入りました。

作り方(7)

裏側に小さな穴があるので、位置ズレなどはここで確認することができます。

作り方(8)

次に、もう一つの筒状の打ち具に通し穴のほうの金具をセットします。
下に溝があるところに金具を入れます。

作り方(9)

このように溝のところで止まるようになっていますので、そこまで入れます。

作り方(10)

通し穴をセットした打ち具を、布と金具が入っている打ち具に入れます。
このとき、回しながら入れると、布がきちんと金具の中に納まるようになっています。

作り方(11)

あとはここに、叩く部分がついている打ち具を入れます。

作り方(12)

これで準備ができました。

作り方(13)

木づちかハンマーなどで水平に2、3回打ちます。
打ち方が弱いと金具が外れてしまうのですが、打ち方が強すぎてもつぶれてしまうことがあるので、なかなかそのあたりの加減が難しいです。慣れるまで少し失敗もあるかもしれません。

完成

完成です。
このタイプのくるみボタンは、布を少し厚めにしたほうが、丸みがでてかわいいです。

補足

裏側はフラットな作りになります。

横から見るとこんなかんじです。

補足

左の黄色いのは20㎜です。
小さいサイズは裏も表もコロンとしてかわいいです。
右は今回作った25㎜ですが、このぐらい大きいサイズだと少し平たい感じがあります。
きちんと打てていれば、まず外れる心配はないと思います。